【高校ラグビー】関商工は14トライで大勝発進 目標は「花園で正月を」
◇全国高校ラグビー大会1回戦 関商工88ー0倉吉東(2024年12月28日 花園ラグビー場) 関商工が倉吉東から14トライを奪う猛攻で88―0で圧勝。目標に掲げた「花園で正月を」に一歩前進した。 3トライを挙げた主将のNo・8各務陽向(かかみ・ひなた=3年)は「自分たちのプレーを押し通せた。100点取ることも特に考えていませんでした。それはあくまで結果なので。“花園で正月を”が目標なので、頑張ります」と言葉をつないだ。友情応援の野球部が第3グラウンドの寒風を吹き飛ばす大声援を送っていた。各務は「野球部の大会にはラグビー部全員で応援に行ってます。応援は聞こえてました。気が散るくらいに大声でしたから。ありがとうって言ってきます」と笑顔で感謝した。 関商工は大会4強の経験もある古豪だが、昨年は日本航空石川に1回戦で21―33で敗れて年越しは成らなかった。吉田英生監督(48)は「先を見たいところですが、自分たちのスタイルを貫いて一戦必勝あるのみです」と話す。吉田監督は元日が誕生日。2回戦の東海大静岡翔洋との東海対決を制して新年と49歳を同時に祝いたいところだ。