メジャーリーグで“怪物キューバ人”の争奪戦が勃発
レッドソックスのチェリントンGMは、現地時間の19日に本拠地フェンウェイパークで報道陣に対応して「我々は、彼を調査し、彼と接触している数球団のうちの1つであることは間違いないが、評価を始め、それ以上のコメントは差し控えたい」と慎重に語った。レッドソックスは7月のトレードでアスレチックスから同郷のキューバ出身のヨエニス・セスペデスを獲得している。もしカスティーヨの獲得に成功すれば、若い頃には、敵として対戦したこともあるというキューバ・コンビで外野固める構想になる。 いずれにしろ、タイガースやドジャースなどプレーオフ進出の可能性の高いチームが、そのポストシーズンの秘密兵器として獲得するためには10月の選手登録が可能になる8月31日までにはロースターに入れなければならない。労働ビザの発給がされていないという一部報道もあって、契約してもプレーオフに出場できるかどうかも微妙ではあるが、週明けには「モンスター・ルーキー」のキューバ人争奪戦に白黒がつきそうだ。