マスク氏 欧州の政治に干渉し波紋広がる 各国首脳から警戒の声も
日テレNEWS NNN
アメリカのトランプ次期政権で要職を務める実業家のイーロン・マスク氏がヨーロッパの政治に干渉し波紋が広がっています。 マスク氏は9日、SNS上でドイツの極右政党「AfD=ドイツのための選択肢」の共同代表と対談し、「AfDだけがドイツを救える」などと述べ、来月の総選挙で投票するよう呼びかけました。 イーロン・マスク氏「いまの状況に満足でないなら変化のために投票しなければ、だからこそ(ドイツの)人々に私は『AfD』への投票を強く薦める」 マスク氏は、先月にはドイツのショルツ首相について「無能なばか」と批判し、辞任すべきだと発言していました。 また「フィナンシャル・タイムズ」は9日、マスク氏が、イギリスのスターマー首相についても首相の座から追いやるため、関係者と協議したと報じました。 ロイター通信は、政治への干渉を活発化させるマスク氏に対し、ヨーロッパ各国の首脳から警戒する声が上がっていると伝えています。