[なんと電動過給のV型3気筒エンジン!] ホンダが新しい内燃機関搭載コンセプトモデルを世界初公開!
電動過給機付きV型3気筒エンジン(コンセプトモデル)
搭載する電動過給機付きV型3気筒エンジンのほかには、インナーチューブにDLCコートを施した倒立フロントフォークやリンクレス式のリヤショック、プロアーム式(片持ち式)スイングアームの採用などが目を惹く。スチールパイプによるトラス(一部トレリス)フレームはコンセプトモデル用に製作されたダミーの可能性が高いが、スイングアームピボットとメインフレームを分離した、いわゆるピボットレスフレームのたぐい。もしこのまま市販車につながるなら大きなトピックになりそう? ラジアルマウント式のフロントブレーキキャリパーはトキコ製だ。 エンジン自体に目をやると、まずわかるのはDOHCを採用し、ダウンドラフト吸気になっていること。そして気になるのは右側にあるクラッチカバーのあたりだが、レリーズに相当するものが露出していないのでDCT(あるいは内蔵式のEクラッチとか?)だろうか。ただしこのカバーまわりもダミーの可能性がなくはないのでなんとも言えないところ。エンジン左側で言えば、ドライブスプロケットの取り出し軸はあるものの、シフトシャフトの存在が伺えず、こちらもDCTの採用などを想像させる。 答えが明らかになるのは…早くて2025年のEICMAだろうか。
────────── ●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ヤングマシン編集部