ジェイアール東海高島屋 「岐阜特設会場」を初開設 お歳暮・おせち商戦に合わせ
ジェイアール東海高島屋(本社名古屋市)は15日、お歳暮とおせち商戦開始に伴い、JR岐阜駅直近の複合施設・岐阜シティ・タワー43の2階に、「岐阜特設会場」を初めて開設した。ことし7月の岐阜高島屋閉店を受け、引き続き同店からのお歳暮購入を求める県内利用客の期待に応える。 初日の15日は午前10時の開店前から来店客が並び、50枚の整理券を配布した。その後も続々と来店客が訪れ、設けた九つの受付カウンターでは間に合わず、待合用のいすをさらに増やして応対した。スタッフの中には旧岐阜高島屋からジェイアール東海高島屋に転籍した従業員もいるとのこと。来店客とスタッフが笑顔で談笑する姿が見られた。 岐阜特設会場はお歳暮とおせち共に、ジェイアール名古屋タカシマヤ店頭と同じ品ぞろえで用意。このほか同会場限定で、旧岐阜高島屋でも人気が高かった「明宝ハム」や「飛騨牛」などご当地の贈答品も充実させた。 ジェイアール東海高島屋は10月、JR岐阜駅構内の商業施設「アスティ岐阜」2階に、「タカシマヤメンバーズサロン」を開設している。名古屋駅まで出られない旧岐阜高島屋の顧客に、引き続き同社を利用してもらうためだ。岐阜特設会場の開設に際しても、了解を得た旧岐阜高島屋の利用客に特設会場の新設を事前に告知したという。
同社広報は「引き続き岐阜県内のお客さまの生活に寄り添えるようなサービスを提供していきたい」としている。同会場は12月8日まで。営業時間は午前10時から午後6時まで。(岐阜)