2年連続「M-1敗者復活」へ…豪快キャプテン、ネタ作りも豪快すぎる!?
──あのネタでは、小さいカバンは不要派の山下さんと、必要派のべーやんさんが意見をぶつけ合います。で、山下さんは「(話を)なんも聞いてないの? さっきから」とべーやんさんに呆れる。この台詞って、豪快キャプテンのほとんどのネタの根底にあるテーマですよね。 山下:ネタには、実際にべーやんがやりそうなことや言いそうなことがたくさんあります。そもそもベーやんは普段でも僕の話はなにも響かない。昔はいろいろ注意とかしてたんですよ。もともと遅刻が多いし、劇場の入り時間も出番ギリギリなので「間に合うかどうか心配やから、あと5分でも早く来てくれへんか」て。でも全然直らない。彼はなにも覚えてない、なにも響かない、声が届かない。 べーやん:ちゃんと響いてますよ!山下さんってめっちゃ大人な考えを持っているから、いつも「そうか、そういう風に思ってはるんか」と納得することがたくさんあります。じゃあ「なにを言ってくれたか」となると、覚えてないんですけど。 山下:もう、あれですね。こんなこと言うとあれですけど、育ちが悪かったんでしょうね・・・。
──ハハハ(笑)。そんな豪快キャプテンのお2人は、関西ではテレビ出演などが激増。今回の『M-1』をきっかけに全国でも活躍の幅が広がる気がします。 山下:とりあえず『M-1』では、「ウケたい」という気持ちだけですね。敗者復活から決勝へ行けたらもちろんいいですけど、それ以上にとにかくウケたい。 べーやん:僕は家族がいるんで、そのためにもなんとかがんばりたいです。ここで一矢報いて、バコーンと爪あとを残して、有終の美を飾りたいです。 山下:・・・どういうこと? 一矢って、そもそもなんのこと? 有終の美とか、今回がラストイヤーやったら分かるけど。あんまよう分からんけど、がんばります。 ◇ 豪快キャプテンが出場する『M-1グランプリ2024』敗者復活戦の模様は12月22日・昼3時より、ABCテレビ・テレビ朝日系列24局で放送される。 また2人の所属する「よしもと漫才劇場」は10周年を迎え、12月31日の大晦日には10時間に及ぶイベントを実施。今年は 「年越しカウントダウン」も5年ぶりに開催される(オンラインチケット発売中)。