2年連続「M-1敗者復活」へ…豪快キャプテン、ネタ作りも豪快すぎる!?
──ちなみに2023年の敗者復活戦の動画を見返したべーやんさんは、自分たちの顔色の悪さ、健康状態が悪そうなところが気になったそうですね。「これでは令和ロマンには勝てへんわ」と。 山下:準決でめっちゃスベったこともあって、敗者復活も「どうせスベるんやろうな」と思ってやってたし、だから顔色も良くなかったんちゃうかな。でもあのとき「生きろ」というネタをやったんですけど、終わってからDMで「ネタを見て、生きようと思いました」って来たんです。だからそれだけで良かったですね。誰かの命を救えたんちゃうかって。 べーやん:だけど僕は、そんな山下さんの健康状態が心配ですよ。だって体重が増え続けているじゃないですか。ジムへ行って筋トレもやってますよね? 山下:今まで夏になったら勝手に痩せたりしてたんですけど、今年はずっと太ってますね。ありがたいことにお仕事も増え出して、ジムにも頻繁に行けなくなってしまって。だから健康状態は正直、僕はあまり良くないかもしれません。
■ ネタを書いたりしない。なんとなく喋ってから…(山下)
──ただそんな2023年の準決勝と敗者復活戦を経て、2024年『M-1』はここまでしっかりウケている印象です。3回戦で披露された「小さいカバン」も爆笑でしたね。 山下:僕らってネタを作る過程を結構、サボっちゃうんです。ほかのコンビみたいにノートやパソコンでネタを書いたりしないし、なんとなく喋っていたら出来ていって、完成していないけどその日のライブでやって。それを録音して、そのあとちょこちょこ変えていく。「小さいカバン」もそんな感じで。 ──いわゆる紙におこしたり、台本として作ってとかではないんですね。ネタ作りも豪快ですね・・・! べーやん:あんま大きい声では言えないですけど(笑)。やりやすいというか、慣れですね。「小さいカバン」って、ホンマに僕が「たしかにそういうカバンがあったら便利かもな」と思っていて。山下さんは「そんなんいらん」という理由を話してくれるけど、僕にはなんも響かないんです。普段の自分たちの雰囲気がそのまま出てるいるネタかもしれませんね。 山下:そもそもあのネタって、「森ノ宮(よしもと漫才劇場)」でのライブのとき、20世紀のしげがスーツケースと小さいカバンを持って楽屋に入ってきた姿を見て思いついたんです。「そのカバンになにを入れてんの」ってくらい小さくて、「キモッ!」と思ったんです。それでその話をネタとして作って、その日にやりました。「小さいカバンってなんやねん」という気持ちで。