『#23 中島安里紗~私の大好きな女子プロレス~』女子プロレスマガジン リレーコラムSEASON2
女子プロレスマガジン・リレーコラムをご愛読の皆様、こんにちは! SEAdLINNNG(シードリング)女子プロレスの中島安里紗です!! 平成元年生まれの34歳。 キャリア17年。 バイオレンスガールからバイオレンスクイーンへと成長を遂げ、気づけば人生の半分を女子プロレスラーとして過ごして来ました。 私がプロレスと出会ったのは小学校5年生の頃。 地元・秩父の体育館で女子プロレスの大会があり、親に連れられて観戦しました。 そこで、心底衝撃を受けました! 『人を殴ってお金をもらえるのか!』と。 これを言うと変に勘違いされたりするのですが、別にヤンキーだったとかではないのです。 物心ついた頃から父親の酒乱による暴力が身近だったからこそ、それとは正反対のリング上の“キラキラした暴力“がすごく魅力的に思えたのです。 今思うとあの時、リング上から物凄いパワーをもらったんだなと思います。
中学校を卒業してAtoZに入門し、団体の解散、JWP入団、一度はプロレスから逃げ出したりも経て、今はSEAdLINNNGで戦っています。 今年8周年を迎えたばかり、所属選手たった4人(稼動2人)の小さな団体です。 団体というのも、おこがましいかもしれません。 それでもここでやり続けているのは私の大好きな女子プロレスを貫きたいし、残したいと思うから。 “プロレスは戦い“ ここだけは崩せない核の部分!! ここに共鳴してきたのがSareee。 WWEから日本に戻ってきた理由が正にこれで、SEAdLINNNGで戦う事は必然。 2023年SEAdLINNNG最終戦。 12月28日後楽園ホール大会ではSareeeと組んでリトベリ(笹村あやめ&海樹リコ)の持つBTSタッグのベルトに挑戦します。 ベルトはもうシングル、タッグ、あらゆるベルトを何度も巻いて来ました。 ここにきて今さら気の合わないSareeeなんかとベルト巻いても…って思っていたけど、よくよく考えてみると2人でこのベルトを巻くのはなかなか面白い事のようにも思えてきました。 今、この時代にSEAdLINNNGが在る事の意味に辿り着けそう。 そして、私らしくチャンピオンとしてキャリア18年を迎えたいと思います!! という事で2023年最終戦、ぜひ私達の信じる女子プロレスを全身全霊で体感しに来て下さい!!