【2歳未勝利・福島1R】デビュー2戦目のニシノタンギーが1分48秒2の好時計V
30日の福島1R・2歳未勝利戦(芝1800メートル)でニシノタンギー(牡、美浦・水野貴広厩舎、父サトノアラジン、母モクレン)がデビュー戦6着から鮮やかな変わり身を見せて勝ち上がった。ペースが淀みなく流れる中、後方でチャンスをうかがい、勝負どころで外から動いて差し切った。タイム1分48秒2(良)は夏の福島2歳戦では最速。 初コンビだった菅原明騎手は「少頭数(7頭立て)が良かったですね。外に出してから気分良く走ってくれて、力を出せました」と勝因を語り、管理する水野調教師は「デビュー前から稽古の動きが良かった馬。初戦はハミを全く取らなかったけど、競馬を覚えてくれたのだろうね。ペースが流れたのも良かった。(走りが)ゆったりしているので距離が延びても、と思う」と振り返った。今後の予定はオーナーと相談して決められる。