阪急うめだ本店で「イタリアフェア」 トスカーナ州に焦点当て70店出店
「イタリアフェア2024」が10月30日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場と祝祭広場で始まった。(梅田経済新聞) 【写真】8種類のジェラートをそろえる「ラ ソルベッテリア カスティリオーネ」 今回で38回目を迎える同フェア。会場には約70店が出店。トスカーナ州に焦点を当て、世界文化遺産「オルチャ渓谷」の自然から生まれたフードやライフスタイルを紹介するほか、州都・フィレンツェのファッション雑貨やフードなども販売する。 催場では、トスカーナ州ペシーナの星付きレストラン「シレーネ」がパン料理「鶏レバーのクロスティーニ」(1,100円)や「トスカーナ風ラザニア」(3,130円)、「オリーブオイルかけレモンタルトいちごジェラート添え」(各日限定25食、1,760円)などの郷土料理をイートインスペースで提供。トスカーナ州の洋菓子店「パスティッチェリア メアリーニ」は郷土菓子「ビスコッティ」(1,944円~)を販売する。このほか、ボローニャのジェラート店「ラ ソルベッテリア カスティリオーネ」が8種類のジェラート(3種盛り990円~)を用意するほか、イタリア各地のオリーブオイル約50種類を集めたコーナーや、ワインやリキュール約160種類を集めたリカー売場なども設ける。 祝祭広場で販売するのは、雑貨やアクセサリーが中心。カッラーラ大理石でできたすり鉢やチーズナイフなどイタリアの日用品を用意するオルチャ渓谷のセレクトショップ「メモリーズ オブ イタリー」、立体的に見える絵付け技法が特徴的なリリエーボ陶器をそろえる「シアル・チェラミカ工房」などが出店する。フィレンツェのアクセサリー工房「アルコツェール&ジェイ」のブローチや、フィレンツェの革職人による継ぎ目のない牛革のコインケースなども販売する。 企画を担当した同店スペシャリティコンテンツ企画2部の西山大輔さんは「これまでのイタリアフェアでは主要都市に焦点を当てていたが、今回はまだあまり知られていないイタリアの魅力を伝えるため、イタリアに約6年間駐在している間に現地で触れて魅力を感じたフードや雑貨を集めた。日常を忘れて小さな幸せを見つけながら楽しんでもらえれば」と話す。 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。11月4日まで。
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