〔東京株式〕小動き=材料難で(20日後場中盤)
(13時40分)日経平均株価は狭いレンジでの小動きとなっている。きのうに比べ円安に振れたことを好感し、朝方は一時3万9000円台を回復した場面もあったが、上げ幅を縮小。日米の中銀会合という大型イベントを通過し「新しい手掛かり材料に乏しい」(中堅証券)ことから前日終値を挟んだ近辺での推移となっている。 (後場寄り)午後の日経平均株価は、前日比120円33銭高の3万8933円91銭で始まった。新しい材料がなく、前場終値付近での足踏み状態となっている。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比76円37銭高の3万8889円95銭と小幅高で終了した。為替が円安に振れたことを好感し自動車株などが上昇。一方、米国で半導体株の一角が軟調だったことを受け、指数に影響の大きい関連株の下落が重しとなった。東証株価指数(TOPIX)は、3.07ポイント高の2716.90。 58%の銘柄が値上がりし、38%が値下がりした。出来高は11億0509万株、売買代金は2兆1923億円。 業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、輸送用機器、不動産業などが上昇。その他製品、空運業、銀行業などが下落した。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高は2億5154万株。 【グロース】グロース250は続落。グロースCoreは反発。 (10時05分)日経平均株価は、上げ幅を縮小。寄り付き直後には一時3万9000円台を回復したが、その後マイナス圏に転落する場面もあり前日終値付近での推移となっている。前日の米国市場で半導体大手のマイクロン・テクノロジーが大幅下落したことを嫌気して、アドバンテス <6857> など値がさの半導体関連株の一角が指数を押し下げている。 (寄り付き)日経平均株価は、前日比136円70銭高の3万8950円28銭と反発して始まった。日米の中銀会合という大きなイベントを無難に通過した安心感や円安を背景に幅広い銘柄に買いが入っている。