【母子家庭の平均年収は?】衆院選東京17区は平沢勝栄氏が無所属で当選 2位の国民民主党・円より子氏と政策を比較
東京都第17区候補者・円より子氏の基礎情報
国民民主党で元参議院議員(3期)の円より子氏は、津田塾大学英文学科卒業後、ジャパンタイムズ編集局入社。 1993年、参議院議員で初当選。女性初の参議院財政金融委員長、民主党副代表などを歴任しました。 自身がシングルマザーであることから、40年間にわたって母子家庭支援や女性支援に力を入れており、専門家としてテレビに多数出演。母子家庭就労支援NPO顧問、女性のための政治スクール校長なども務めています。 公約では、ひとり親家庭支援、防災・減災の徹底、非正規雇用や若者減税などでの手取り増加政策、立候補の年齢制限を18歳に引き下げることなどを掲げています。 今回の選挙では5万1975票を集め平沢氏に敗れたものの、比例代表で復活当選を果たしました。
円より子氏が掲げる母子家庭支援について
母子家庭の母親の86.3%が就業しており、そのうち4割近くをパート・アルバイト等が占めています。 厚生労働省の最新調査「令和3 <2021> 年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子家庭は約120万世帯。 母子家庭の母親の2020年の平均年収は272万円、世帯の平均年収は373万円(平均3.18人)ということです。 同省が同年に実施した「国民生活基礎調査」によると、2020年の平均世帯年収は564万3000円で、約200万円の開きがあることがわかります。 経済的な理由などで十分な教育が受けられない「こどもの貧困」対策として、政府は2023年に新設されたこども家庭庁を中心に支援を行っています。
まとめ
東京都第17区から出馬した、無所属・平沢勝栄氏、国民民主党・円より子氏の政策を比較しました。 他候補の公約も発表されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
参考資料
・東京都選挙管理委員会 衆議院議員選挙(令和6年10月27日執行)投開票結果 ・東京都選挙管理委員会 衆議院(小選挙区選出)議員選挙公報 ・平沢勝栄氏公式ホームページ ・中小企業庁「中小企業向け賃上げ促進税制」 ・厚生労働省「令和6年 民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況」 ・日本商工会議所「『中小企業の賃金改定に関する調査』の集計結果について」 ・中小企業庁2024年版「小規模企業白書」 ・円より子氏公式ホームページ ・厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」 ・厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査」 ・こども家庭庁「こどもの貧困対策」 ・こども家庭庁「シングルマザー・シングルファザーの暮らし応援サイト」
LIMO編集部