「京都に温泉があるって知ってる?」京都市温泉観光活性化協議会が新たな観光資源“温泉”をアピール!
京都市温泉観光活性化協議会が、「歴史や文化あふれる“温泉地・京都”の魅力をさらに知ってほしい」と、JR品川駅構内のイベントスペースにてPRイベントを開催。アンケートに答えると、京都の伝統工芸で作られた“オリジナル湯道具”が当たるカプセルトイマシーンなどを設置し、通行人を楽しませた。 イベントスペースには京都市内温泉施設の紹介MAPボードなどが設置された 京都には寺社仏閣をはじめ、伝統工芸、京料理と観光コンテンツが多数あるが、“実は温泉がある”ということを発信すべく、同イベントは開催された。PR担当者は「まだまだ“京都に温泉がある”ということをご存知ない方が多いのも実情。京都は観光資源が多く、温泉という観光資源が埋もれているということ、実は泉質が豊富だということを知っていただくため、今回の品川駅のように、京都から少し離れた場所でPRする必要があると考え、本イベントの開催に至りました」と開催の経緯を説明。 実際、イベントスペースに設置したアンケートボードの質問「京都に温泉があることを知っていますか?」との質問へも、「知らなかった」と回答する人が多数。「来週関西に行くので京都の温泉もチェックしに行きたいと思います」と話す人もいれば、京都市内の温泉施設を紹介するMAPボードを見ながら「嵐山の温泉は行ったことがあったけど、ほかのところにもこんなに温泉があったとは…」と驚く人もいた。 同担当者は「MAPボードを見ていただくと、京都の中心部である京都御苑からすぐの場所や、22年にオープンしたばかりの『四条河原町温泉 空庭テラス京都』といった施設など、比較的知られている嵐山の温泉以外にも多種多様な温泉があることを知っていただけると思います。近年では、温泉付きのホテルも続々と誕生していますし、新規の温泉も掘削されています。活動開始からわずかな時間しか経っていないのですが、温泉協議会でもこれから少しずつ取り組みの規模を拡大させていきたい考えです。京都観光は歩き疲れますが、その歩き疲れたあとに温泉はピッタリなので、皆さまもぜひお越しください!」とコメントしていた。 取材・文=平井あゆみ ※現在イベントは終了しています