富士ソフトへ「同意なき買収」 米ベイン、25年1月下旬にも
米投資ファンドのベインキャピタルは18日、システム開発の富士ソフトに対し、同社取締役会の賛同が得られなくてもTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。 【写真】富士ソフト本社 米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が現在実施中のTOBが不成立か撤回された場合、2025年1月下旬~2月上旬をめどに「同意なき買収」に踏み切る構えだ。 KKRは富士ソフトの新株予約権を含め35%の株式を取得済み。現在1株9451円で2回目のTOBを実施しており、19日に期限を迎える。