小さな家でもOK「アウトドアリビング」のある間取り4つ。お日さまが気持ちい毎日を
Case3.平屋に併設したデッキが、極上の居場所に
●Nさんの家 千葉県 設計/こぢこぢ一級建築士事務所 撮影/中村風詩人 庭で、テントを張ってキャンプをしたい。デッキは、バーベキューをしたりご飯を食べたりなど、多目的に使いたい…。そんな夫婦の希望をかなえた家です。 このデッキがアウトドアリビングとして活躍しています。 裸足で遊べるデッキは、子どもたちにとっても魅力的です。まさに遊び場にもなるアウトドアリビング! 「子どもたちはもちろん、大人もその日の気分で自由気ままに行き来しています」という楽しみに満ちた空間です。 「近くに公園がないので、デッキとつながる庭も遊び場として大活躍しています。私も子どもたちと一緒に走り回ったりして(笑)」と妻。家にいながらアウトドアを満喫できる、ストレスフリーな楽しい日々を謳歌する住まいを手にしました。
Case4.バスルームに併設されたプライベートなアウトドアリビング
●Iさんの家 東京都 設計/鹿内 健(Sデザインファーム) 撮影/松井進 こちらは東京の住宅密集地に立つ、敷地30坪の小住宅です。住まい手が家づくりの要にしたのがバスルーム。住まいのもっとも環境のよい場所に配したいと、2階の南東のベストポジションに設置しました。 国産の十和田石をフルに用い、ブルーグリーンのやさしい色合いに包まれる、しっとりとした情緒豊かな空間です。温かなお湯に身をゆだねると、視線の先にはグリーンを配したテラス。Iさんのバスルームは、温泉旅館のようなしつらえです。 バスルームに併設されたテラスは、四季折々の光と風を感じられるプライベートなアウトドアリビング。休憩できるようベンチを設置し、オリーブ、ユッカなどの緑が癒やしてくれます。 寝室は、浴室に併設させたテラスとつながっています。ふと外の空気を吸いたくなったら、簡単にアクセスできる位置関係に。 外部の視線を気にすることなく光と風を受け、グリーンを目にして癒やされるプライベートな、アウトドアリビングです。
日刊住まい編集部