インフル定点報告(12/16~12/22)感染広がる 宇都宮と安足地区は「警報レベル」に
とちぎテレビ
インフルエンザの最新の感染状況をお伝えします。12月16日から22日までの1週間では栃木県内の定点医療機関で報告数が大幅に増え宇都宮市のほか足利と佐野の安足地区では「警報レベル」の30人を超えました。 12月16日から22日までの1週間に県内の定点医療機関で確認されたインフルエンザの感染者の数は1943人でした。1つの医療機関あたりでは25.57人です。 6週連続の増加ですがグラフを見れば一目瞭然、ここにきて感染者が急激に増え、前の週から1千人以上増加しました。 1週前=11.72人 2週前=5.61人 3週前=3.24人 4週前=1.33人 5週前=1.03人 地域別では宇都宮市のほか足利と佐野の安足地区で「警報レベル」の30を超えました。 年代別では10歳未満が644人、10代が623人と多く、全体の65.2%を占めています。 県感染症対策課によりますと今シーズンはコロナ前の2019年と同じような流行状況だということで、手洗い、咳エチケットといったコロナ禍の時のような基本的な感染防止対策の徹底を改めて呼びかけています。 また年末年始は大勢の人と会う機会が増えるため、高齢者など重症化リスクの高い人と会う際には十分に注意してほしいということです。
とちぎテレビ