【NFL】ファルコンズ戦での落球で「チームを失望させた」とイーグルスRBバークリー
第3ダウンでランプレーを実行して40秒を確実に消費する代わりにパスを投げるという選択は、ヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニを悩ませたようだ。
「相手は特定のディフェンスを展開しており、中央を混乱させていたため、私たちは外側を攻めようとしたが、うまくいかなかった」とシリアニHCは振り返っている。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、バークリーがボールを落とすより以前、イーグルスのスナップに入る前の段階の勝利確率は98.5%だったという。
ハーツは「俺は毎日、他のみんなと同じように(バークリーが)プレーを生み出してくれると信じている。俺たちはここから成長していく。期待の問題ではなく、指示されたプレーを実行することが重要だ。あの瞬間にはそれができていなかった」と話している。
バークリーは初めてイーグルスのユニフォームを身にまとってフィラデルフィアで臨んだ試合で、キャリー22回で95ヤード、レシーブ4回で21ヤードを記録。1回の落球は致命的だったが、イーグルスの敗因はそれだけではなかった。
ディフェンスは試合終盤に相手を止められず、それ以前にもランニングバック(RB)ビジャン・ロビンソンの勢いを抑えることができていなかった。ハーツはフィールドゴール圏内に入る時間が残っていたにもかかわらず、最後の数秒で強引に投げてインターセプトを喫している。そのプレーは、ハーツが2023年シーズン終盤に犯したミスを多くの人に思い起こさせるものだった。
昨季、うまくいかない状況が続いて悪循環に陥ったシリアニHCとイーグルス。現在2勝0敗のニューオーリンズ・セインツおよびタンパベイ・バッカニアーズとの対戦を控える中、イーグルスが2024年シーズンにおける最初の逆境にどう対応するかに注目だ。