エンゼルスの新守護神ジョイスがキャリア初セーブ 今季MLB最速168.5キロ剛速球で三球三振締め
○ エンゼルス 5-4 メッツ ● <現地時間8月3日 エンゼル・スタジアム> ロサンゼルス・エンゼルスが接戦制して連敗ストップ。2年目のベン・ジョイス投手(23)がキャリア初セーブを記録した。 エンゼルスは2点リードの7回表、3番J.D.マルティネスの12号グランドスラムでメッツに逆転を許すも、直後の7回裏にザック・ネトが14号3ランを放って再逆転。1点リードの8回表、二死三塁のピンチを迎えたところでジョイスが登板。9番テイラーを三ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。 そして9回表にもジョイスが続投。二死から3番J.D.マルティネスに対し、まずは外角低め103.7マイル(約166.9キロ)のフォーシームで見逃しストライク。さらに2球目、ど真ん中への103.2マイル(約166.1キロ)でファウルを打たせて追い込み、最後は真ん中低めへ104.7マイル(約168.5キロ)を投げ込み空振り三振。圧巻の三球三振で試合を締めた。 2022年のドラフトでエンゼルスに入団したジョイスは昨季5月にMLBデビューを果たし、12試合に登板。今季はマイナーで開幕を迎えるも、6月2日に昇格し、以降21試合で1勝0敗、7ホールド1セーブ、防御率1.82の好成績をマーク。この試合のラストボールは7月12日のマリナーズ戦で記録した自身最速を塗り替え、今季MLBで最速の一球となった。
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