【高校サッカー神奈川全力応援】神奈川で14年ぶりに誕生した初優勝校「東海大相模」を応援したい5つのこと
4.卓越した技術を活かした「パスサッカー」と新スタイル
創部初の選手権全国大会でも貫きたいのが、伝統の「パスサッカー」。普段、ラグビー部などとグラウンドをシェアするため、ピッチの半分以下のスペースで練習をするサッカー部。その環境を逆手に取り、狭いスペースでも打開できる足元の技術と判断スピードを磨いてきました。 さらに今年は、今まで行っていなかった本格的なウエイトトレーニングや、茨城県波崎での砂浜トレーニングなど、肉体作りと体力作りを実施し、従来の「上手さ」に「走力と強度」が融合。新たな東海大相模スタイルで全国の猛者たちに挑みます。
5.全国の雪辱は全国で
新チーム以降、2度目の全国の舞台に挑む東海大相模サッカー部。チーム全体の意識が変わるきっかけとなったのは夏のインターハイ。創部以来最高となるベスト16という結果を出したものの、帝京長岡との3回戦では、0-4と悔しい結果に。ボールを動かす似たスタイルの相手に完敗したことが、チームで取り組むすべての基準を上げるターニングポイントになりました。 新チーム発足時、有馬監督が、OB達に伝えたという言葉。「ようやく先輩達を超えるチームが出来るぞ」。 創部初の選手権初戦は、12月31日に行われる滋賀県代表・草津東との2回戦。東海大相模の歴史に「選手権」という新たな1ページを加えた期待の世代が、年末年始の全国で旋風を巻き起こせるでしょうか。 (取材・文 高校サッカー選手権民放43社/テレビ神奈川)