今どきパパは教育熱心、家庭で子供の勉強サポート役に 父の日に合わせ塾が調査
中高生がいる家庭の半数で、勉強を教えるのは父親の役目-。「父の日」を前に全国の中学・高校生に家庭学習について聞いた調査で、教育熱心な父親像が浮かび上がった。 【アンケート】家族の中で勉強をサポートしてくれる人は誰? 個別指導の「森塾」を展開するスプリックス(東京)が5月、全国の中高生624人を対象にインターネットで行った。 「家庭学習をサポートしている家族は誰か」と複数回答で聞いたところ、「父親」が51.0%に。最多は「母親」の75.2%で、「兄弟姉妹」も34.8%に上った。 家族に勉強を手伝ってもらう頻度を聞いたところ、最多は「月に数回」(25.3%)だったが、「毎日」(7.9%)と「週に3~5回」(12.5%)が合わせて約2割となり、家族が日常的に勉強のサポート役となっている家庭も少なくなかった。 また具体的なサポート内容について複数回答で聞くと、「分からない問題や課題があったときの相談・アドバイス」が60.1%で最も多く、学力や知識が問われるようなサポートを子供から求められている様子もうかがえた。一方で、「勉強の進捗(しんちょく)チェックとアドバイス」が29.5%、「モチベーションサポート」が26.0%と続き、家族が子供の伴走者となって家庭学習を支えていた。 ただ中高生の70.1%が、「家族以外からの勉強のサポートが必要」と回答。特に、「分からない問題や課題があったときの相談・アドバイス」「定期テストや試験の対策」については、家族以外からのサポートも希望しているようだ。