「生活費や借金の返済に充てた」会計担当の40代消防団員が55万円余り着服 「通帳を紛失した」など不審な説明…告訴しない方針
松本市消防団の男性団員が団の会計から55万円余りを着服していたことが分かりました。 松本市消防団によりますと、第20分団に所属していた40代の男性団員が2019年から2023年3月にかけ、団の会計からあわせて55万円余りを着服していたということです。 男性団員は会計を担当。引き継ぎ時に「通帳を紛失した」などと不審な説明をしていたことなどから調べたところ発覚しました。 「生活費や借金の返済に充てた」と話しているということです。 12月20日付で免職処分とし、全額返済されていることなどから告訴はしない方針です。 長野県内では、消防団員の着服が相次いで発覚していて、県消防課は12月5日付けで「会計を複数人で担当すること」など管理を徹底するよう市町村に通知しました。