大谷翔平の元同僚フレッチャー MLBが「賭博の疑いで調査開始」米報道 知人はエ軍戦「賭けていた」とも
米スポーツ専門局「ESPN」は20日(日本時間21日)、ドジャース・大谷翔平投手(29)のエンゼルス時代の同僚で、現在はブレーブス傘下3Aでプレーするデービッド・フレッチャー内野手(29)について、MLBが賭博容疑で調査を開始したと報じた。 【写真】水原氏の姿も…ただ、1枚だけ大谷のインスタに残された画像にファンも”涙” フレッチャーをめぐっては、本人と知人が銀行詐欺の疑いで訴追された水原一平容疑者(39)が賭け金を預けていた違法賭博の胴元マシュー・ボウヤー氏を通じてスポーツ賭博をしていたと報じられている。 ESPNは「フレッチャーが違法ブックメーカーと賭博をした疑いで調査を開始したとMLB関係者が語った」と報じ、フレッチャーの知人である元マイナー選手にいたっては「フレッチャー氏が在籍中に出場したエンゼルスの試合など野球に賭けていた」とも報道した。 ただ、大きなハードルとしてMLB側が「証拠をどこで入手するかに直面している」とも紹介。MLBの調査担当者がいずれフレッチャーに事情聴取を求めるだろうが、犯罪捜査の対象となる可能性があると主張すれば、フレッチャーには協力を拒否する権利があるとも記した。 その上で、MLB側の関係者が「証拠がないこのようなケースでは、政府の協力が不可欠だ」と語ったとし、今後、MLB側が捜査当局に協力を求めるだろうと報じた。 また、フレッチャーが今年3月、ESPNに対し「水原氏(現被告)が初めてボウヤー氏と出会った2021年、サンディエゴでのポーカーゲームに同席していた」と語ったものの「ボウヤー氏の組織に自分自身が賭けをしたことは一度もない」と主張したことも記した。