F1=アブダビGP、ノリスが制す マクラーレンが製造者部門で優勝
[アブダビ 8日 ロイター] - 自動車レースF1の今季最終戦、アブダビ・グランプリ(GP)は8日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで決勝を行い、マクラーレンのランド・ノリス(英国)が今季4回目の優勝を決めた。マクラーレンは26年ぶりとなるコンストラクターズ(製造者)部門優勝を果たした。 コンストラクターズのタイトル争いはマクラーレンとフェラーリで最終戦までもつれ込んだが、決勝でポールポジション(PP)からスタートしたノリスが1時間26分33秒でフィニッシュし、ポールトゥウィンを達成。マクラーレンは666ポイントとし、2位フェラーリに14ポイント差をつけて1998年以来となる優勝を手にした。 ドライバーズランキングでは2位で今季を終えたノリスは、チェッカーフラッグを受けた後にチームラジオで「本当にありがとう。特別な1年だった。来年もきっと私の年になる」と話した。 個人総合優勝7回のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は4位、今季総合4連覇を果たしたマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)は6位。RBの角田裕毅は12位で終えた。 今季限りでメルセデスを退団するハミルトンにとって、今大会は同チームでの最後のレースだった。来季はフェラーリに加入することが決まっている。