【到来】寒ぶり宣言! ブリ723本水揚げ 富山県氷見市
KNB北日本放送
氷見漁港でけさ、ブリが723本水揚げされ、本格的なシーズン到来を告げる「ひみ寒ぶり宣言」が出されました。関係者は今後の漁に期待を寄せています。
ブリ723本水揚げ
氷見漁港ではけさ、ブリが723本水揚げされました。 きのうの1200本余りに続く、まとまった水揚げで、重さは9キロから15キロが中心となりました。 梅本記者「ひみ寒ぶり宣言が出ました、漁港ではせりが続いています」 氷見漁協は、日本海を南下してくるブリの群れが定置網に入り、安定して出荷できる見通しとなったため「ひみ寒ぶり宣言」を出しました。
元日の地震で氷見は被災…仲買人「ブリの勢いで復活して」
宣言は過去2番目に早く、昨シーズンより1か月余り早くなりました。 仲買人「お歳暮の時期になってくるから、震災で苦しかったかもしれないけど、ブリの勢いでまた復活してもらいたいと思います」 観光客でにぎわうひみ番屋街では、鮮魚売り場にブリが並び、訪れた人が足をとめて品定めしていました。 県外から訪れた人「ブリ、最高ですよね。温泉とおいしいお魚という感じで。また(氷見へ)来たいですよね」 漁業関係者は、能登半島地震からの復興にもつながると、今シーズンの「ひみ寒ぶり漁」に期待を寄せています。