オリックスが古田島成龍の背番号変更を発表 今季限りで現役を引退した比嘉幹貴が背負った35番を継承 「すごく光栄なこと」
オリックスは30日、古田島成龍投手(25)の背番号を来季から35番に変更すると発表した。 日本通運からドラフト6位で入団した古田島は今季、97番を背負い、開幕から中継ぎの一角として活躍。プロ野球記録に並ぶプロ初登板から22試合連続無失点を記録するなど、登板を重ねるごとに存在を高めた。最終的には50試合に登板し、2勝1敗、防御率0・79と好成績を残したことで球団から背番号変更を打診された。 新たに背負うことになる「35」は、今季限りで現役を引退した比嘉幹貴氏(41)が長らくつけていた番号ということもあり、打診されたときは担当スカウトや比嘉本人ら「いろんな人に相談した」という。それでも先輩右腕の背番号を受け継ぐことを決意し「正直、比嘉さんの番号でなければ変える気はなかった。(継承できるのは)うれしいし、すごく光栄なこと」と喜びを語った。