「-55kg世界最強決定トーナメント」の組み合わせ発表。現王者・金子晃大はクンクメール最強ファイターを迎撃。玖村将史は金子しか眼中になし【K-1】
K-1が5月29日、都内で「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の会見を開き「-55kg世界最強決定トーナメント」の対戦カードを発表した。 今回のトーナメントについては約1カ月前に現K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)、元Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)、現Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)、元Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の日本人4選手の参戦が発表されていた。 この日は残る海外からの4選手と1回戦の組み合わせが発表された。
1回戦第1試合では金子とカン・ホンメン(カンボジア/Kun Khmer International Fight Gym)が対戦する。ホンメンはカンボジアのクンクメール最強ファイターという触れ込みの選手でIPCCクンクメール世界-54kg王者。プロ戦績は111戦82勝(30KO)17敗2分。 金子はトーナメントにあたり「一言でいうなら感謝。感謝です。トーナメントが開かれたこと、この試合の意味だとか、それも含めて感謝ですね」と語った。 ホンメンが主戦場とするクンクメールについては「詳しくは分からない。感謝しかない。それ以外にもこのトーナメントが開かれたことに関して、感謝しかない」ととにかく感謝の姿勢を見せた。
1回戦第2試合では璃明武とルカ・チェケッティ(イタリア/Kick and Punch Milano)が対戦する。チェケッティはWAKOの世界バンタム級と世界フェザー級の2階級制覇王者。今年3月のK-1に参戦し玖村と対戦も判定負けを喫し、捲土重来を期しての参戦となる。 璃明武は「K-1にも参戦していて、海外でも活躍している強豪選手なので楽しみ。分かりやすい内容でいい勝ち方ができるようにしっかり準備したい。相手は上の階級でベルトを持っているのでパワーがあるんだと思う。KOが理想だが、判定でも差をつけて圧勝したい」と語った。