タイソンの“耳噛み対策”に、ジェイク・ポールが「世界一固い」ダイヤモンドで耳を固める!時価3000万円=11.16
11月15日(日本時間16日)米国テキサス州に開催される[マイク・タイソンvsジェイク・ポール]の記者会見が本日に行われ、ジェイク・ポールが右耳上にダイヤモンドを散りばめた3000万円超えの超高級イヤーカバーを装着し登場。タイソンが過去に犯した“耳噛み切り事件”を揶揄した。 【フォト&動画】「世界一固い」ダイヤモンドで耳を固めるたジェイク! 約20年ぶりにプロ戦のリングに登場する元統一世界ヘビー級王者タイソン。数多くの名勝負を生み出してきたが伝説のボクサーだが、今から27年前にボクシング史上最悪の事件をリング上で起こしている。 1997年6月のWBA世界タイトルマッチ。挑戦者のタイソンは3R、王者イベンダー・ホリフィールドの右耳を約2cm突然食いちぎった。ホリフィールドは激痛で痛がったがこのラウンドを戦い抜き、試合は中止に。タイソンの反則負けとなったが、両陣営入り乱れての乱闘騒ぎとなった。この行為でタイソンは試合失格、罰金、ライセンス停止処分を受けた。 まさにその年の1月に生まれたジェイクは会見で、その右耳に無数のダイヤモンドを散りばめたイヤーカバーを指差しながら「フライデーナイトに耳を噛みちぎられたくないんでね。激闘の末にオレ様がKOする」と、大金持ちのジェイクらしい挑発パフォーマンス会場は沸いたが、タイソンは動じず、気合い漲る雰囲気で「戦う準備はできている」と静かに返した。 58歳のタイソン、27歳のジェイク。年齢は31歳差だが、昨日に行われた合同の公開練習では、二人のパフォーマンスは対照的だ。タイソンは2分間のミット打ちで、飛び込むようなステップからのキレのあるフックアッパーのコンビネーションを披露するなど好調をアピール。一方のジェイクは覇気の上がらない様子のミット打ちだった。 今回の会見では、“金満な小道具”で会場を沸かせたジェイクだったが、複数のスポーツメディアの報道によれば、ジェイクが装着していたイヤーカバーは20万米ドル(約3120万円)相当のもの。会見で付けていたジェイコブ&コーの超高級腕時計も700万ドル(約11億円)。そして試合当日の入場衣装は100万ドル(約1億5000万円)相当だという。リング上でのパフォーマンスはどうなのか、注目だ。