ウクライナの将来に暗い影を落とす…手足失った若者ら4万人どう支援?
笹井余志子さん「呉に一緒に旅行行きましたし、ディズニーランドに私も一緒に付き添いで行きました」 大資さんとの思い出がつまった車椅子。亡くなった後もなかなか手放すことができずにいたところ、ボランティア団体の活動を知り、ウクライナに寄付することにしたといいます。 笹井余志子さん「彼が使っていたのが役に立つというのが本人もうれしいし、家族としてもすごくうれしいです」 大切な人の思い出がつまった車椅子。しかし今、支援の継続が危ぶまれる状況に直面しているといいます。 スイマルク代表・谷口博さん「(車椅子を)集めてそれを送る資金ですね。小さなボランティア団体ですので」 車椅子50台を整備し送るためにかかる費用はおよそ60万円。さらに── 谷口さん「一時はこれが入りきらないくらいの車椅子が集まっていたんですけど」
車椅子の寄付も徐々に減少。 谷口さん「やはり支援疲れというか、忘れられちゃうというかね、ウクライナへの関心が薄れてきたなと」 戦闘が長引く中、必要とされる支援をどう続けていくかが問われています。