『シャッフルアイランド Season5』3話ーーゆきぽよ「間違ったことしか言ってない」 経営者のしくじりに辛辣発言
ABEMAにて、7月12日より放送中の恋愛番組『シャッフルアイランド Season5』。南国リゾートを舞台に、メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”に翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。この夏、最もホットな美男美女たちが本能のままに見せる、ときに熱く、ときには儚い恋に、視聴者も心もだえてしまうことだろうーー。 【写真】グラビアアイドル・あのんとの2ショットを詰めるモデルのさゆり「後ろめたいってこと?」 以下より、7月26日放送の3話の見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・なつみ、シャッフル間もなくの手繋ぎ&バックハグ「じゅんやくん、デートしませんか?」 3日目開始時点で、メンバーの滞在島は次の通り。 【Island BLUE】 SHUN、りくと、なおと、じゅんや、さゆり、あのん、なつみ、COCO 【Island PINK】 ひゅうが、レオ、ちぴたん、きょうか、あやか、さくら、たいしろう、アレック 波乱のBLUE島ーー。今週の話題は、それだけに尽きる。2日目夜のシャッフルで、なつみ(タレント)がじゅんや(モデル)を追いかけてBLUE島に上陸したところから物語はスタート。到着間もなく「じゅんやくん、デートしませんか?」と、2ショットではなく、“ガッツリおでかけ”に誘うあたり、好意の伝え方がとてもストレートだ。 そもそも、初日に見せられたシルエットから一貫して、時には遠距離でも「私と恋しませんか?」と、まだ見ぬじゅんやに愛を届けてきたなつみ。序盤から「デートだから」と、じゅんやの手に自身の手を絡めて恋人繋ぎをしたシーンから想像するに、“ようやく”という想いが強かったのだろう。そんな彼らを後押しするように、この後の水族館デートに登場した大蛇が彼らの体に巻きつき、ふたりをほとんどバッグハグな密着状態に仕向けさす。これはさすがに、お互いの想いがもっと膨らむはず。まぁ、じゅんやの方は軽く首を絞められているが……ナイス、蛇。 水族館デートの宴もたけなわ。なにかを話しかけてくるたび、なつみの笑顔がとにかく眩しい。そして、ここまで度重なる“ソフト失恋”に見舞われてきたじゅんや。冒頭の「デートしませんか?」というお誘いが、2ショットでなかったのが驚きだったと喜びつつ、この恋はもう手の届くところにあるが……「オレ、ショートカットがあんまり好きじゃなくて」。予期せぬ一言が、その口から飛び出る。 ハッキリいえば、あまりに言葉を選ばなさすぎるというか、デリカシーがないというか。そういえば、前回の『Season4』でも、れん(トレーニングジム経営)が“ボブ推し”をしすぎて、あまりの髪型への執着にスタジオメンバーが呆れる場面もあったし……今回も同様。あ、そこなんだ? そう思ってしまったのはじゅんやの隣にいるなつみも、我々視聴者と同じだったに違いない。こんなにも明るく、一途な女子。好きになるはずだと思ったのに、じゅんやは内面を見ないままで別の相手を選んでしまうのか。若干、トーンダウンしながらも、じゅんやを悪い気持ちにさせないよう、手繋ぎデートを続けたなつみが健気すぎる。 ・SHUN、“浮気バレ”でしくじりすぎ さゆりからの“ゴン詰め”に墓穴を掘りまくる そして、じゅんや×なつみ以上にBLUE島へ爆弾を運んできたのが、初日から話題に事欠かないSHUN(マーケティング会社経営)。やはり本心に嘘はつけず、シルエットの段階から気になっていたあのん(グラビアアイドル)と念願の2ショットに。とはいえ、あのんにはすでに、唯一メロメロな素顔を見せてしまうりくと(インフルエンサー)の存在が。SHUNとの2ショットでも、りくとの隣で見せるのとは違う落ち着いた表情で終始、冷静な雰囲気だ。 ただ、SHUNとは思わぬ共通点が。お互いに両親がそれぞれ中国、日本出身。つまり、同じルーツを持つハーフだったのである。すると、あのんの方から拍手、さらには「ハグしとこうそれは!」と、あまりのテンション急上昇にハグの誘いまで。誤解しないでもらいたいが、これはあくまで友情が芽生えてのハグ。SHUNには思わぬ期待を抱かせそうだが……などと懸念していたところで、そんな懸念とはレベルが違う問題が舞い込んできた。気持ちとしては「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」が流れてきたような。ここまでオンエアを追いかけてきた視聴者ならわかるだろう。さゆり(モデル)、襲来。 「来ちゃった。SHUNくん、2ショットいいですか?」。その一言で、その場の全員がわかりやすく各々の役割の表情で凍りついた。SHUNは浮気バレの“ですよね~”という面持ち。さゆりは“わかってるよね?”、あのんは“うわ~、だから言ったじゃん”というもの。「いいですか?」と聞いているが、状況的にはたぶん、その、よくない。 そのまま街にショッピングへと繰り出すも、さゆりの隣を歩きながら、怯えまくりなSHUN。「全然怒ってないよ」と前置きをするものの、あのんとの2ショットが「後ろめたいってこと?」など、とにかく耳の痛い言葉が続く。そうはいっても、SHUNは初日の2ショットにて、さゆりに対してあのんの存在は「忘れた」と約束していたはず。約束は守った方がよい、大人なのだから。 その後も攻撃の手は緩まず、さゆりが自身の存在を「(あのんが)来ない間の埋め合わせだったの?」と問い詰めたり、SHUNの方からもあのんのビジュアルが見た目だったことに「好きなタイプだったんだ」と聞かれると「それは言わせないで」と墓穴を掘ったり。さゆりに対して「“ごめんね”と思いながら誘っていた」なんて言葉もそう。SHUN、さすがにしくじりすぎ。 反対に、言葉選びの秀逸さを感じられたのは、BLUE島にいる彼らではなく、スタジオメンバーの方。“ゆきぽよ”こと木村有希が「間違ったことしか言ってなかった」、峯岸みなみは彼女が料理を作ったシーンを想像しながら「“おいしいよ”とか言いながら塩かけちゃうタイプ」と笑いをさらう。場面描写があまりに的確すぎるツッコミだった。 この件は最後、さゆりが「私はもうSHUNくんが好き」と、彼の心を改めて掴もうとしたところで一旦の幕引きを迎えたのだが、この日の夜、各島から立候補した一人のみが移動できるルールのシャッフルタイムでーー。BLUE島からは、さゆりのみが立候補。SHUNのいる島を離れて、別の運命を見つける旅に出ることが決まった。 「SHUNくんに少し冷めた」「2ショットのなかで“?”が多すぎてムカついた」という理由は、もう頷くしかない。ちなみに、PINK島からはあやか(俳優)がなおと(アーティスト)との初対面を目指し、4日目からBLUE島入り。色々な意味でヒヤヒヤとさせられる、怒涛の展開続きなオンエアとなった。
一条皓太
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