石川遼、2季ぶりのツアー通算19勝目「背中を押してくれる優勝だった」
石川遼がJAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品(栃木県/西那須野カントリー倶楽部)で2022年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー通算19勝目を飾った。 ―優勝した心境 優勝争いをしていると、そこでしか感じられないプレッシャーがあり、アドレナリンもいい感じで出ました。太平洋マスターズの時はずっと追いかける立場で、最後にチャンスが転がり込んで来てものにできました。今回は優勝できる可能性を0.1%でも上げていくことを3日目、4日目に意識していました。トップに立って優勝できたことは自信になりますし、次に生きる経験だったと思います。 ―大会実行委員長として大会を盛り上げた 予選ラウンドでいい経験(ピンマイクをつけてプレー)ができましたし、新たなゴルフ観戦の楽しみ方の前例を作ったことで、視聴率のデータも取れるので一つの判断材料になったと思います。同時に自分にとっても緊張感のある施策でした。試合でやることに疑問を思う人もいると思いますが、ゴルフの楽しみ方の方法の一つとしてアリだなと思って頂ければと思います。 ―通算19勝の持つ意味 背中を押してくれる優勝だったと思います。決勝ラウンドで苦しい思いをしたことが、最後の6ホールで生かされたと思います。すごく内容の濃いものを感じることができました。 ―若手にとってどの様な存在になりたいか 爆発力や手をつけられない選手はたくさんいますが、1年間というスパンで立ちはだかることができたら嬉しいですし、若い選手たちとの優勝争いの中で自分のゴルフを見せられたらと思います。 ―これからの目標 自分のゴルフキャリアがフルシーズンだと思っているので、試合がないオフシーズンでも何かをしています。自分のビジョンは全米オープンではっきりしたので、早く次の海外メジャーに行きたくて行きたくてしょうがないです。その日がいつ来てもいいくらいに燃えてきています。