【大戸屋の人気メニュー】カロリー控えめで栄養バランスがいい! 700kcal以下のギルティフリー定食3選
「ピリ辛 本格マーボードーフ定食」(ご飯を五穀ご飯少なめにした場合) 583kcal ¥940
「定食のご飯を、普通の白いご飯にすると728kcalとやや高めですが、五穀ご飯少なめを選べば583kcalに抑えられます。豆腐は、良質な植物性たんぱく質や、骨の形成に不可欠なカルシウムが含まれているほか、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンも豊富。イソフラボンは、骨がもろくなるのを抑えたり、血管や細胞など全身の老化を予防する効果があるとされています。また、麻婆豆腐に使われている唐辛子に含まれるカプサイシンは、新陳代謝を活発にし、血行をよくしてくれます。老廃物を汗とともに排出したり、脂肪の燃焼を促す働きなどが期待でき、ダイエットをサポートしてくれます」
「肉野菜 塩こうじ炒め定食」(ご飯を五穀ご飯少なめにした場合) 671kcal ¥940
「豚肉とたっぷりの野菜を炒めて塩こうじで味付け。一般的な肉野菜炒めと違って塩こうじを使って味付けをしているので、上品な塩気と甘みがあります。野菜のシャキシャキした歯応えによって噛む回数が増え、それによって満腹中枢が刺激されるので満足感が高め。また、ダイエット中は疲れやすくなったり、持久力がなくなったりしますが、豚肉から疲労回復によいビタミンB1が補えて、スタミナをつけることができます。定食で、普通の白いご飯にすると816kcalと高めですが、五穀ご飯少なめを選べば671kcalに抑えられます。野菜と雑穀の食物繊維によって血糖値の上昇が緩やかになるので、ボリュームがあるものが食べたいときにおすすめです。また、1日の野菜の摂取目標量は350g以上ですが、このメニューだけで240gが補えるので、目標量の2/3以上摂れるのもメリットです」 ●料理研究家・管理栄養士 村田 裕子さん 日本女子大学家政学部食物学科卒業後、編集者を経て料理の道に。 テレビ、雑誌、書籍でのレシピ提案のほか、食品会社の商品開発、製薬会社の患者さん向け栄養指導、また新国立劇場バレエ研修所の栄養学講師等、幅広いジャンルで活躍中。ダンス医科学の研究を論文にまとめ、ノートルダム清心女子大学大学院修了。 取材・文/和田美穂 構成/福島美歩(MAQUIA ONLINE) ※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。