石田ゆり子、中山美穂さんを追悼「あの笑顔が忘れられないのです」 辻仁成原作の映画『サヨナライツカ』で共演
俳優の石田ゆり子(55)が10日、自身のインスタグラムを更新し、6日に亡くなった俳優・歌手の中山美穂さんへの思いをつづった。 石田は、中山さんとの2ショットを公開。「美穂さん、と最初は呼んでいた」と書き出し、「私にとって中山美穂さんは、うまく言えないけど自分には絶対にない,何かを飛び越えたところにいる人だった。同じ年なのに、会うたびに緊張したし、でもなんだかドキドキしたのだ。出会う人みんなを吸い込んでしまうような、そんな魅力を持ったひと」と中山さんについてつづった。 中山さんの元夫・辻仁成原作で、中山さんが主演を務め、石田と共演した2010年公開の映画『サヨナライツカ』についても「サヨナライツカという映画で私たちはとても対照的な女性像を演じた」と言及。「美穂ちゃんの演じる沓子と私の演じる光子がホテルの部屋で対峙するシーンがあった。あのときの美穂さんの感情の揺れ,昂り、涙が目の奥に焼きついている。本当に,魅力的だった」と回想した。 また「何年か前、小さくて素敵なフレンチレストランでばったりあった時美穂ちゃんは、1人で颯爽とやってきて、私をみつけて、ゆりちゃん、と小さな声で言ってにっこり笑った」とし、「あの笑顔が忘れられないのです。ほんとうに綺麗な笑顔でした」とプライベートでの思い出を振り返った。続けて、「みぽりん,心の中でそう呼んでます。残念です。早すぎます」と結んだ。