インドネシアで「採用前提」の技術者育成講座 大東建託、25年開講
建設業の人手不足や採用難の解消にむけて、大東建託はインドネシアの大学で、日本で活躍する技術者を育成する講座を2025年から開講する。同社への就職を希望する大学生を選抜し、幹部候補として日本国内の従業員と同じ条件で採用する。 【写真】大東建託とインドネシアのシンガプルバンサ・カラワン大学は採用を前提とした技術者育成講座の開設で合意した。左が竹内啓社長=2024年11月21日、東京都港区、大和田武士撮影 同社とインドネシアの国立総合大学シンガプルバンサ・カラワン大学の間で合意した。 採用を前提とした育成講座は、工事の施工管理に必要な日本の国家資格の取得を目指し、日本語の能力や知識習得も行う。資格取得のノウハウを同社が提供し、授業は現地の大学スタッフが担当する。講座は単位として認定されるという。
朝日新聞社