「急騰した」大谷翔平がドジャースの評価額も押し上げた!? 7億ドル投資は大成功「前例のない収益増加を…」
大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと契約を結んで以降、さまざまな経済効果をチームや本拠地にもたらしている。さらに、ドジャースの評価額を急騰させたと、米メディア『モーターサイクル・スポーツ』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨オフ、ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった後、ドジャースと10年総額7億ドル(約1101億円)の超大型契約を結んでいる。当時について、同メディアは「これほどの天文学的な金額を正当化できる選手がいるのかと多くの人が疑問を呈した」と報じ、リスクが高すぎるという見方もあったことを明かした。2023シーズン終盤に右肘の靱帯を損傷したことで2024シーズンは登板できず、投打二刀流が発揮できないことも懸念を強めた理由の一つかもしれない。 しかし、結果的には打者専念で史上初の50-50を達成し、54本塁打59盗塁という好成績を残した。そして、ドジャースのワールドシリーズ優勝に貢献している。ただ、大谷はドジャースをタイトル獲得に導いただけではない。 同メディアは「米経済誌フォーブスによると、ドジャースの評価額が48億ドル(約7550億円)から55億ドル(約8652億円)に急騰したという。この増加額は、大谷の契約額と不気味なほどに一致している。この日本の天才的スターは、外野の壁面の広告収入を50万ドル(約7865万円)から650万ドル(約10億2000万円)に跳ね上げ、ホームゲームの19試合を完売させるなど、前例のない収益増加を牽引した。大谷の名前と背番号をあしらった商品は世界的に大ヒットし、米国と日本で飛ぶように売れた」と報じている。つまり、これまでに明らかにされていた1億2000万ドル(約188億8000万円)の経済効果どころか、もはや1年で7億ドルの元が取れるほど、大谷はドジャースに恩恵をもたらしているのかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部