ANA、国際線旅客63万人 利用率75.9%=23年12月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2023年12月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比38.1%増の63万721人で、7月以降は60万人前後で推移している。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.3ポイント低下し75.9%だった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのはアジア/オセアニア方面の82.0%(前年同月比0.8ポイント上昇)で、低かったのは北米方面/ホノルルの70.3%(3.5ポイント低下)だった。 一方、国内線は旅客数が前年同月比3.8%増の297万3441人、搭乗率は1.3ポイント上昇し67.2%となった。このうち羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、伊丹線の79.3%(6.6ポイント上昇)が最も高く、最低値は那覇線の69.0%(10.0ポイント低下)だった。
Yusuke KOHASE