【台湾】金管会、中信銀の越事務所設立申請を承認
台湾の金融監督管理委員会(金管会)は19日、中国信託商業銀行(CTBC、中信銀)がベトナムの管理当局に対して、南部ビンズオン省と北部ハイフォン市での駐在員事務所設立を申請することを承認すると発表した。 金管会によると、中信銀はベトナムで既に南部ホーチミン市に支店、首都ハノイに駐在員事務所を持つ。新たに2カ所の駐在員事務所を設け、台商(海外拠点の台湾企業・経営者)顧客の金融に関する需要をサポートする方針。 中信銀は海外で現在、インドネシア、フィリピン、カナダ、米国、日本、タイの6カ所に子銀行を設置しているほか、香港、東京、シンガポール、上海など12カ所に支店、バンコク、北京、クアラルンプールなど7カ所に駐在員事務所を持つ。 金管会によると、これまでにベトナムに拠点を置いた台湾の銀行は15行。ホーチミン、ハノイ、南部ドンナイ省などに合わせて子銀行を1カ所、支店を12カ所、駐在員事務所を16カ所設けている。