「全日本」 宮原健斗、棚橋弘至&丸藤正道とのトリオで「敗北」にも手応え「俺ら3人からのエネルギーを受け取ったはずだ」…6・15札幌全成績
◆新日本プロレス「ALL TOGETHER in SAPPORO ~能登半島復興支援チャリティ大会~」(15日、札幌・北海道立総合体育センター 北海きたえーる)観衆2156 新日本プロレスは15日、札幌市の北海道立総合体育センター 北海きたえーるで「ALL TOGETHER in SAPPORO ~能登半島復興支援チャリティ大会~」を開催した。 第5試合の6人タッグマッチで今月1日に今大会への緊急参戦が決定した全日本プロレスの宮原健斗が新日本の代表取締役社長・棚橋弘至、CyberFightの取締役副社長でプロレスリング・ノアの丸藤正道とトリオを結成。新日本の「Just 5 Guys」SANADA、タイチ、上村優也と対戦した。 試合は、SANADAが13分25秒、オコーナーブリッジで棚橋を破った。バックステージで宮原は試合には敗れたが「今日は『ALL TOGETHER』、このマッチメイクは、俺を中心に集まった3人だ。業界の最前線を走る俺ら3人で、今日この札幌から、皆さんに元気を届けるためだけに、俺ら今日3人は集まった。結果は関係ない。見てる人が、俺ら3人からのエネルギーを受け取ったはずだ」と胸を張った。 一気に自己主張した宮原へ丸藤が「満足したか?」と問いかけると「当たり前よ。常に満足よ! 丸藤さん」と返したが棚橋は「宮原、俺はまだ満足してないぞ」と突っ込んだ。宮原は「ああ、それをずっと俺らは追い続けてるからな! 100点なんて取ったことないっすよね、棚橋さん、俺らプロレス人生で!」と前言を撤回した。 バックステージでさながら「独演会」状態の宮原へ丸藤は「相変わらずうるさいな、お前は! なあ、今日は組んだけど、また試合しても面白いだろうし」とし「よし、じゃあ次は3WAYだ!」と提案し控室へ入った。 今回の「ALL TOGETHER」は、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟(UJPW)の設立を記念した大会。UJPWには、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、ガンバレ☆プロレス、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダム、東京女子プロレスが加盟することが発表されている。大会には新日本、全日本、ノア、DDT、大日本、スターダムの6団体が参加。能登半島の復興を支援するチャリティ大会として行われ興行収益の一部を石川県へ寄付する。 ◆6・15札幌全成績 ▼メインイベント・スペシャルシングルマッチ ○内藤哲也(26分32秒、デスティーノ→片エビ固め)ジェイク・リー● ▼第8試合・6人タッグマッチ ○ゲイブ・キッド、デビッド・フィンレー、YO―HEY(12分16秒、レフェリーストップ)清宮海斗、拳王、アレハンドロ● ▼第7試合・10人タッグマッチ 鷹木信吾、○辻陽太、高橋ヒロム、BUSHI、ティタン(10分30秒、ジーンブラスター→片エビ固め)ジャック・モリス、アンソニー・グリーン、LJ・クリアリー●、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニ― ▼第6試合・スペシャルシングルマッチ ○マサ北宮(13分42秒、サイトースープレック→片エビ固め)石井智宏● ▼第5試合・6人タッグマッチ ○SANADA、タイチ、上村優也(13分25秒、オコーナーブリッジ)棚橋弘至●、丸藤正道、宮原健斗 ▼第4試合・6人タッグマッチ ○ジェフ・コブ、グレート―O―カーン、樋口和貞 (9分53秒、ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め)ボルチン・オレッグ、大岩陵平●、遠藤哲哉 ▼第3試合・タッグマッチ ○後藤洋央紀、YOSHI―HASHI(10分24秒、消灯→片エビ固め)関本大介、橋本大地● ▼第2試合・シングルマッチ △AZM(15分00秒、時間切れ引き分け)スターライト・キッド△ ▼第1試合・6人タッグマッチ ○ザック・セイバーJr.、ロビー・イーグルス、藤田晃生(8分37秒、取り式腕ひしぎ逆十字固め)佐々木憂流迦、HAYATA、大和田侑● ▼第0試合 本間朋晃、○矢野通(6分26秒、横入り式エビ固め)アンドレザ・ジャイアントパンダ、斗猛矢●
報知新聞社