<5年前の『東日本台風』で被害>高校で避難訓練 想定は”大雨による浸水被害”(宮城・丸森町の伊具高校)
ミヤギテレビ
5年前の『東日本台風』で被害を受けた宮城・丸森町の伊具高校で大雨による浸水被害を想定した避難訓練が行われた。 29日午後、丸森町の伊具高校で行われた避難訓練。 校内放送)危険な場所から全員避難が必要です 訓練は、豪雨により校舎1階が浸水したという想定で行われ、生徒らおよそ200人が階段を足早にのぼり最上階の3階へ避難した。 伊具高校は、5年前の『東日本台風』で近くを流れる川が氾濫して土砂が流れ込み、農場やビニールハウスに被害を受けた。 生徒たちは、電気と水が止まった校内で一晩過ごすことを想定し、教室にあるものを使って簡易避難所を設置した。 生徒たちは、カーテンで更衣室を作った。 訓練に参加した生徒 「ここにあった黒板とホワイトボードとあっちのカーテンを外して、着替える場所を(作った)」 「(災害時は)みんなを助けられるように、行動したいと思っています」 伊具高校では、今後も定期的に訓練を行い、大雨被害に備えたいとしている。