「好きな韓国語はありますか?」韓国エンタメ伝道師・古家正亨さんの答えは?【古家正亨のBEATS of KOREA】
여러분! 안녕하세요? 皆さん! こんにちは。 古家正亨です。 はじまりました『BEATS of KOREA』。僕、古家正亨が、四半世紀に渡って関わってきた、お隣の国「韓国」のエンタテインメントの鼓動……「ビート(Beat)」、その魅力を紹介していきますよ。 【写真で確認】名古屋で行われた俳優ナ・イヌさんトークショーで司会をする古家さん さて、ラジオと言えばリスナーとのコミュニケーションですよね。そこで今回は、事前にSNSで寄せられた皆さんからの韓流、K-POPに関する疑問や質問に答えていきたいと思います。 短い期間にたくさんの質問をいただきましたが、その数は数千にもなりましたので、ここでは特に多く寄せられた質問を中心に回答させていただきますのでご了承ください。ご協力いただいた皆さんありがとうございました。 では、さっそくご紹介していきましょう。 ■好きな韓国語はありますか? よく聞かれる質問ですが、믿음(ミドゥム)という言葉です。直訳すると「信じること」となりますが、「Believe」という英語にした方が、よりわかりやすいかもしれませんね。 個人的に、人との信頼関係というのは、この相手を「信じること」の上に成り立っていると思うのです。ただ、それを言葉通りに実践することって本当に難しいわけで……。もちろん、僕自身も、完璧な人間ではありませんから、人から「そういう存在」として認めてもらうために、日々努力しなければと思っています。 ■古家さんがプロデュースするならどんなアイドルにしますか? 多くのK‐POPアイドルたちと仕事をしている中で、「もしかしたら僕がプロデュースした方が売れるんじゃないか?」と思うことも、実は……あります。 ただ、実践するには難しいですよね。人集めから、コンセプト作り、更には資金を投入しての育成……と個人でこれをやろうとすると、相当な「覚悟とお金」が必要になると思います。 でも、もし、僕にそのチャンスが与えられるなら、R&BやHIP HOP、EDMといった今のダンス・パフォーマンス主軸のグループではなく、フォーキーな、つまりカントリーやフォーク的な音楽とパフォーマンスを融合させた、一見古臭く見えるコンセプトを、しっかりK‐POP的な見せる要素も取り入れて、まったく新しいコンセプトのボーイズ、もしくはガールズグループで勝負したいと思っています。誰か、賛同してくれる人、いないでしょうか……。 古家正亨(ふるや まさゆき)PROFILE 1974年北海道出身。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻博士前期課程修了。専門は韓国大衆文化、日韓文化比較論。2000年以降、ラジオ、テレビなどのマスメディアを通じて、日本における韓国大衆文化の普及に努め、韓国政府より文化体育観光部長官褒章を受章。 また年200回以上の韓流・K-POPイベントのMCを務め、スターとファンの橋渡し役を20 年以上に渡って続けている。現在もNHK R1 「古家正亨のPOP★A」、ニッポン放送「古家正亨 K TRACKS」、FMノースウェーブ「Colors Of Korea」、テレビ愛知「古家正亨の韓流クラス」など、ラジオ・テレビのレギュラー番組を通じて、韓国大衆文化の魅力を紹介している。 主な著書に『K-POPバックステージパス』(イースト・プレス刊)、『DiscCollection K-POP』(シンコーミュージック刊)など多数。 2024年8月26日(月)には自身のファンミーティング「古家x藤原ファンフェスタ スペシャルゲスト超特急カイ」を飛行船シアター (東京都)にて開催! 【文=古家正亨】 ※本記事は古家正亨著の書籍『BEATS of KOREA いま伝えたいヒットメイカーの言葉たち』から一部抜粋・編集しました。