強化したヒップラインで年齢を感じさせないムキムキボディを披露。「理想の身体で”最強のイケおじ”を目指します」
7月28日(日)、ひの煉瓦ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 東京予選』が開催され、西澤浩一郎(にしざわ・こういちろう / 55)さんがスタイリッシュガイ・マスターズ部門でグランプリを獲得した。さらに西澤さんは、同大会のスポーツモデル・グランドジェネレーション部門(以下、GG部門)にも出場。準グランプリを獲得し、ワンツーフィニッシュで幕を閉じた。 【写真】西澤浩一郎さんの“バキバキ”に絞り込まれた腹筋
2023年から新設された『GG部門』の対象年齢は50歳以上。37歳以上から対象の『マスターズ部門』とは違った魅力を感じているという。 「マスターズより対象年齢が引き上げられる分、同世代の選手で集まって戦い、刺激をもらえることに喜びを感じています。また、この部門があるのは年に1度の東京大会のみ。昨年の12月から今大会への出場は決めていました。私にとってそれほどワクワクするものとなっていたのです」 これまでは『筋トレを行なうこと』に楽しさを覚えていた西澤さん。しかし今年は、知識のインプットにも注力をしたという。 「大好きな筋トレやボディメイクの延長でパーソナルトレーナーや健康管理士の勉強も始めました。身体作りをしていくうちに、理論的な側面からも身体のことを知りたいと感じるようになったのです。新しい知識のおかげで視野も広がったと感じています」 知識のインプットにも時間を割くようになった西澤さん。それでも筋トレ時間が低下することはなく、弱点克服に励んできた。 「トレーニングではハムストリングとお尻を中心に強化をしてきました。お尻周りは女性が注力する部位であるとイメージする方もいるかもしれませんが、お尻は最も年齢が出やすい部位。55歳の私にとって強化が必須の部位でした。トレーニング内容は女性トレーニーの方のメニューを参考にさせていただき、ヒップアップを図ったのです」 モチベーション維持の秘訣は「明確な目標を持つこと」と語る西澤さん。筋トレに出会う前はマラソンやトライアスロン、スパルタンレースといった数多くの競技と向き合ってきた経験もある西澤さんだからこそ行き着いた結論なのかもしれない。
「常に目標を持つことは、足を止めてしまいそうになったときの原動力になり得ます。ただ、筋トレは日々のコツコツとした努力が成果に繋がるもの。時には気持ちがマンネリ化してしまうこともあるでしょう。そうならないために私はトレーニングメニューにバリエーションを持たせることを意識しています。変化させるのは量・強度・種目・休憩時間と様々。こうすることで、常に新鮮な気持ちで楽しく筋トレと向き合うことができるのです」 次の目標は12月に開催予定の決勝大会に出場することだという西澤さん。誰よりも筋トレを楽しむ気持ちで理想の身体を手にし、『最強のイケおじ』を目指す。
取材:池田光咲 撮影:舟橋賢