台湾、4年ぶりに人口増 出生数は約13万6千人で過去最少更新
(台北中央社)内政部(内務省)が10日に公表した最新の人口に関する統計で、2023年12月末時点の台湾の総人口は2342万442人となり、前年より15万5802人増えたことが分かった。19年以来4年ぶりの人口増。出生数は13万5571人で、同部が統計を開始して以降最少を更新した。 出生数は18年に18万1601人だったが、20年に16万5249人、22年に13万8986人と減少を続けていた。23年の死亡数は20万5368人で、前年比1862人減。 出生数と死亡数の差による自然増加はマイナス6万9797人で、移入数と移出数の差による社会増加は22万5599人だった。 婚姻件数は12万5192組で前年より195組増加し、20年以降最多を記録した。離婚件数は5万3085組だった。 (陳俊華/編集:齊藤啓介)