ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」とは?/ビットコインが最高値を更新してから2年【週末に読みたい厳選10本】
TradFi(伝統的金融)が暗号資産の主役に──大規模シフトが始まる
暗号資産(仮想通貨)ネイティブから伝統的金融へと、暗号資産インフラの大規模なシフトが始まっている。だがそれはイデオロギーや「銀行口座を持たない人々に銀行サービスを」という新たな願い、あるいはオルタナティブ(代替)金融システムの推進が原動力ではない。伝統的金融の参入と、伝統的金融の引き込みという両方の力が作用している。 つまり、一方では、伝統的な金融機関がビジネスチャンスを見出し、この有望な資産クラスの分け前をめぐって、暗号資産に参入している。もう一方では、機関投資家が暗号資産ネイティブ企業に対する信頼を失ったため、伝統的金融機関をこの分野に引き込もうとしている。 そして伝統的金融機関は参入しているだけでなく、暗号資産ネイティブの取り分を奪い始めている。…続きを読む
税制改革も進めなければ、絵に描いた餅になる──自民党web3PT第1回「DAOルールメイクハッカソン」議事要旨
自由民主党デジタル社会推進本部web3プロジェクトチーム(web3PT)は11月15日、DAO(分散型自律組織)に関する法律のあり方について議論する「DAOルールメイクハッカソン」の第1回目を開催した。 ハッカソンは、最初に日本におけるDAO(分散型自律組織)の現状を把握するために、全国からDAOをベースにさまざまな取り組みを行っている事業者、DAOに関するソリューションを提供している事業者などがその取り組みをプレゼンテーション。その後、事業者とweb3PT、さらにはDAOに関心を持つ議員、省庁からの参加者を交えて課題や問題点を議論する形で進められた。…続きを読む
会計・税務を軸にWeb3に取り組む企業をサポート、データ活用のスタンダード構築を目指すエアリアルパートナーズ:沼澤健人CEOインタビュー
Web3に関して、日本はグローバルで見ても規制の整備が進み、大企業の参入が加速するといわれている。だが一方で税務処理、会計監査などのハードルが高く、特に公開企業にとっては、まだまだ大きな参入障壁が残っている。 デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供するAerial Partners(エアリアルパートナーズ)は、そうした課題に挑もうとしている。9月に、シリーズBの資金調達ラウンドで約2.7億円の資金調達を実施。「価値革命を実現するインフラを提供する」をビジョンに掲げ、「会計・税務」を軸に、より総合的なデータ管理を実現する「デジタルアセット活用のスタンダード」の構築を目指す同社の取り組み、今後の戦略を沼澤健人CEOに聞いた。…続きを読む