オリックス杉本裕太郎が決勝弾!「お前が決めてこいと言われた」期待に応える2号2ラン
◇パ・リーグ オリックス―ロッテ(2024年6月29日 ZOZOマリン) オリックスがロッテを逆転で下した。延長10回に代打・杉本裕太郎外野手(33)が決勝の2号2ランを放った。 【画像あり】 オリックス 吉田輝星が「1球勝利」球団15年ぶり2人目 668日ぶりの白星となるプロ4勝目 3―3で迎えた延長10回、1死二塁。代打で打席に立った杉本は鈴木の変化球に体制を崩されながらも食らいついた。打球が左翼スタンドに入ったことを見届けると、右手人差し指を高々と掲げてダイヤモンドを一周した。勝利の立役者は「最近あまり打っていなかったのでうれしいです。打席に入る前にお前が決めてこいと言われた。決めるつもりで打席に立ちました。少し崩されたが、ホームランになってよかったです」と話し、白い歯をこぼした。 打線はロッテ先発・種市を前に苦戦し、4回までは無安打に抑え込まれた。5回に先頭・西野が二塁内野安打で出塁したものの、後続が押さえ込まれて得点はならなかった。 それでも、6回に反撃。1死一、二塁から4番・西川が右前適時打を放ち1点を返すと、なおも1死一、三塁で紅林が左前適時打とし、同点に追いついた。さらに、2死二、三塁で頓宮が逆転の左前適時打を放ち逆転に成功した。 8回に4番手ペルドモがソトの8号ソロを浴びて同点に追いつかれたが、延長戦の末に劇的な勝利を挙げた。