カタールで《31戦11アシスト》と躍動も アル・アラビ移籍から影が薄くなったヴェッラッティはまたアズーリでプレイできるか
まだ欧州トップでプレイできるはず
昨夏にパリ・サンジェルマンを離れ、カタールのアル・アラビに移籍してから1年半。かつてはアズーリの中盤をコントロールする存在だったMFマルコ・ヴェッラッティはすっかり影の薄い選手となってしまった。 ここまでアル・アラビでは通算31試合に出場して1ゴール11アシストの成績を残しており、チャンスメイクの部分はさすがだ。しかし、アル・アラビへ向かってからはほとんど話題になってこなかった。 このままカタールでキャリアを終えるのは寂しいように思えるが、伊『Gazzetta dello Sport』はブラジルのコリンチャンスが関心を寄せていると伝えている。欧州5大リーグではないものの、ブラジルの環境はカタールよりも競争力がある。 同メディアは「カタールでプレイするとの決断は彼を経済的に豊かにしたかもしれないが、代表チームからの注目を遠ざけてしまった。彼がアズーリで最後にプレイしたのは2023年6月のことだ」と伝えており、プレイする環境を変えればアズーリへの復帰も不可能ではないだろう。 ニコロ・バレッラやダヴィデ・フラッテシ、サンドロ・トナーリなど現在のイタリア代表にも渋い実力者が揃うが、ゲームメイクの面ではヴェッラッティが上と言ってもいい。現在は32歳を迎えているが、再びアズーリでプレイするチャンスはあるか。
構成/ザ・ワールド編集部