【RIZIN】浅倉カンナ、引退試合は「覚悟を持って戦いに行くのでバチバチの試合になるかな」伊澤の「弱点は明確に見つけている」
2024年9月29日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.48』に出場する選手の個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。 【写真】バックからコントロールする浅倉カンナ 第7試合のスーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、伊澤星花(Roys GYM)を相手に引退試合を戦う浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が出席。 浅倉は幼い頃からレスリングを始め、2014年10月に17歳でMMAファイターとしてプロデビュー。2017年大晦日にはRIZIN女子スーパーアトム級トーナメントで優勝、2018年大晦日と2021年3月にはRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチを浜崎朱加と争うなど、RIZINの女子部門の中心選手として活躍してきた。この試合で10年間のプロ格闘家生活にピリオドを打つ。 ■全てのことを噛みしめて今日まで来ました ――髪型と色が素敵。 「いつもやってもらっている美容師さんにお任せで派手にしてくれました」 ――いつもの試合と気持ちに違いは? 「いつも通りなんですけれど、全てが最後なので全部楽しんでいます」 ――改めて対戦相手の印象を。 「無敗の王者なので圧倒的な強さというイメージです」 ――どんな試合になるとイメージしている? 「今回、自分が最後の試合なので覚悟を持って戦いに行くのでバチバチの試合になるかなと思います」 ――伊澤選手の弱点は明確に見つけている? 「明確に見つけているのと、とらえ方次第で同い年で同じ階級で同じことをやっている人だと思ったら、最初は凄く強いイメージだったけれど、そう考えると気がラクになって弱点を見つけられました」 ――最後は血みどろになってもいいくらいの覚悟? 「どうなってもいいなと思っています」 ――これまでの自分の試合を1試合見てもらいたいとすれば? 「トーナメントですかね、やっぱり」 ――今までの試合と違うことは? 「なんかいつもより全てのことを噛みしめて今日まで来ました。それが一番ですかね。特別に変わったことはないので、実感がないというか。直近で言えば減量も最後だなと思っています。これで最後だと思ったら頑張れる。小学校5年からずっと減量しているので、それがなくなると思うとホッとします」 ――大田選手が「カンナはしっかり練習できている」と言っていた。引退する選手が本当に追い込めるのか。 「自分も最初の頃は不安もあったんですが、試合が決まって練習をやるにつれて勝ちたい気持ちが出て来るし、それに伴って不安とか怖さも出て来て。それで練習して試合が決まれば勝ちに行くのは当たり前なので、いつも通りの日常を過ごしてきました」 ――最後だから頑張れた? 「それこそ終わりが見えていたから頑張ったのはあります。本当にきついことをしたくなかったらこの試合を選んでいないと思うので、ガムシャラに出来てよかったです」 ――次のことを考えないということは、勝つためなら腕の一本もくれてやるくらいの気持ちで? 「そうですね。最後なので本当にどうなってもいい気持ちでいます」 ――腕が折れてもタップはしない? 「タップする状況を作らないです」 ――秘策は準備している? 「それこそ鶴屋先生とは毎回作戦を立ててやっているので、今回もしっかり対策して試合に出せると思います」 ――こんな戦い方をするんだって動きも違うくらいですか? 「期待しててほしいです」 ――減量がラストということで、リカバリーのご飯は決めている? 「リカバリーのご飯はいつも通りちゃんとやらないといけないけれど、試合が終わったら食べるものはけっこう考えていますね。ハンバーガーをガブっと食べたいです」 ――もし引退試合じゃなかったら、戦術は今回とは違うものになった? 「いや、そこは変わらないと思います」 ――セコンドには誰が就く? 「鶴屋先生、征矢(貴)くん、(重田)ホノカについてもらいます」 ――コスチュームがかわいいそうで。 「期待してください(笑)」 ――最後にファンへメッセージを。 「今日まで本当にいろいろなことがあって、いいことも悪いこともたくさん経験したけれど、最後にたくさんの人に応援してもらえたら嬉しいです。頑張ります」
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