阪神が5カードぶりの勝ち越し!佐藤輝が球団史上3人目の新人から4年連続2桁本塁打 西勇がセ・パ両リーグ50勝
「阪神10-4ヤクルト」(21日、京セラドーム大阪) 阪神が最下位のヤクルトに連勝し、5カードぶりに勝ち越した。 【写真】え?佐藤輝、オスナが飛ばしたバットを一塁へ投げようとしてる! 初回は佐藤輝の先制適時二塁打と大山の12号2ランで3得点。二回は西勇の適時二塁打、中野と森下の連続適時打で3点を挙げた。五回にも近本の2点適時打が飛び出した。 六回には佐藤輝が10号2ラン。岡田、田淵に続いて、球団3人目となる新人から4年連続の2桁本塁打となった。お立ち台でスタンドから大歓声を浴び「しっかりいい当たりを打とうと思って打席に立てました」と振り返り、「狙ってはいなかったですけど、しっかり良い反応ができた。これからもっと大事な試合が続いていくとおもうので、良い場面で打っていけるようにやっていきたい」と力を込めた。 投げては西勇が6回4安打3失点。これで阪神移籍後の50勝となり、史上7人目のセ・パ両リーグで50勝を記録した。お立ち台では「毎回チームのために貢献したいと思いながら、この日のために頑張っている。きょうのゲームは初回と二回の点数で勝ったと思って投げるのは難しい。ゼロでいきたかったんですけど、6回でマウンドを降りてしまって」と反省を忘れなかった。 チームは引き分けを挟んで3連敗の中、ヤクルトとの3連戦を迎えた。初戦も取り、5カードぶりの勝ち越し。逆転優勝へ、勢いを加速させたい。