サムゲタン風スープがあっという間に洋風に!ホワイトソース不要の「チキンチーズグラタン」
グラタンは子どもに人気の料理ですよね。でも家で手作りするとなると、具材を炒めたり、ホワイトソースを作ったりと、手間がかかるし面倒…と感じる人も多いのでは? そんな人におすすめしたいのが、「チキンチーズグラタン」です。 元となるのは「簡単サムゲタン風スープ」でホワイトソースは不要!パパッと作れるアレンジレシピです。 韓国の滋養スープが洋風に!?「チキンチーズグラタン」の作り方を動画で確認 みどりさんも「1回にたくさん作れるうえにアレンジ力も抜群の『簡単サムゲタン風スープ』で、この猛暑を乗り切りました!」とお気に入りのレシピです。 レタスクラブの公式YouTubeチャンネルで人気のコーナー「きょうのみどりさん」で作り方のコツを公開していますよ。 「きょうのみどりさん」とは レタスクラブの数あるレシピの中から、いま一番紹介したいものをピックアップ!へとへと代表・レタス山みどりさんが編集部員と一緒におかずを1品仕上げるお料理企画です。 相棒はレタスクラブWEB編集部・山田です。 ■Wチースのコクがたまらない♪「チキンチーズグラタン」 ホワイトソース不要でグラタンが作れるの⁉︎ と思うかもしれませんが、代わりに使用するのは「簡単サムゲタン風スープ」の残り。ちょっとアレンジするだけで、韓国料理が洋食に大変身しちゃうんです。 みどりさんも「応用力がすごい!」と驚きを隠せない様子。 まずは、元となる「簡単サムゲタン風スープ」の作り方をご紹介します! 鍋に斜め切りにしたごぼうを入れ、油を引かずに炒めて水分を飛ばしたら、しいたけの戻し汁(水に乾燥しいたけを入れて30分ほどおいたもの)を加えて30分煮ます。しいたけとごぼうを取り出し、洗ったご飯ととり手羽元、にんにくを加えてさらに30分煮込んだら、鶏がらスープの素と塩で味付け。錦糸卵とねぎをトッピングして完成です。 続いて、工程2つで完成する簡単グラタンの作り方を見ていきますよ♪ 【材料(2人分)】 「サムゲタン風スープ」…玉じゃくし3杯分〈肉1~2本を含む〉 粉チーズ…小さじ1 ピザ用チーズ…100g 玉ねぎ…1/2個〈粗みじん切りにする〉 にんじん…3cm〈粗みじん切りにする〉 しいたけ…1枚〈軸を除いて粗みじん切りにする〉 みどりさん「チーズ2種類使い!贅沢ですね」 山田「コクが出て美味しくなりますよ」 【下ごしらえ】 オーブンは200℃に予熱する。 【作り方】 1.「サムゲタン風スープ」は、とり肉から骨を取り除き、食べやすく裂いてボウルに入れる。玉ねぎ、にんじん、しいたけ、粉チーズを加えて混ぜ、耐熱皿に入れてピザ用チーズを散らす。 山田「手羽元肉なので骨がついていたんですけど、食べやすいように骨と肉をはがしてほぐしています」 山田「野菜としいたけはすべて粗みじん切りにして、サムゲタンのボウルの中に入れて混ぜるだけなんです」 みどりさん「え、サムゲタンの中に入れるんですか?じゃあ、サムゲタンがホワイトソースの代わりになるんですね」 山田「そうなんです。サムゲタン風スープにはお米が入っているから、作った翌日になるとよりとろみが出てホワイトソース感が出てきます」 みどりさん「しいたけってグラタンに入っているイメージがないです」 山田「食べたときに味のアクセントになって美味しいんです」 みどりさん「すごい、野菜たっぷり!」 山田「野菜としいたけを入れることでボリューミーになりますよ」 みどりさん「粉チーズは表面にかけて焼くのではなく、味付けとして入れて混ぜるんですね」 2.オーブンの天板にのせ、こんがり焼き色がつくまで約15分焼き、好みでパセリ(ドライ)をふる。 山田「チーズを散らして…」 みどりさん「すごい!たっぷり」 山田「オーブンで焼いて、最後にパセリを散らしたら完成です」 (1人分394kcal 塩分1.7g レシピ考案/韓国人オッパセミ 栄養計算/スタジオ食) ■コクがあるのにあっさり!ビジュアルも完璧なグラタンが完成 あっという間に食欲そそるグラタンが完成しました。「見た目が完璧!」とみどりさんも興奮気味。「味が想像できない!」とワクワクしながら、さっそく食べようとスプーンですくうと…とろ~り伸びるチーズがたまりません!そのお味は…? みどりさん「完全にグラタンですね。でも奥の方に韓国を感じます」 山田「サムゲタンとは思えないですよね。これは、お子さんも好きな味だと思います」 みどりさん「野菜の食感もいいですね。ご飯が入っているからドリアっぽさもあるし、食べ応えもしっかりです」 Wチーズでコクがありながらも、サムゲタンのスープであっさり食べられる「チキンチーズグラタン」。その味はもちろんですが、ホワイトソース不要だから、「これだったらグラタンを作るのが嫌じゃないかも!」と、その手軽さも大絶賛のみどりさんでした。 文=松田支信