8回、見逃し三振に倒れたドジャース・大谷翔平（左）は不満そうな表情を見せる（AP）

　ドジャースは8日（日本時間9日）、パドレスとの地区シリーズ第3戦に5―6で黒星。これで1勝2敗とパ軍に王手をかけられ、崖っ縁に立たされた。 【動画】超かわいい！デコピンの始球式に“捕手”大谷翔平もニッコリ 　大谷翔平投手は試合後、「（第4戦以降は）2連勝すればOKというゲームだと思っている」と話した。 　過去、地区シリーズで1勝2敗から連勝して勝ち抜いたケースは何度あるのか。 　現行の地区シリーズ（5回戦制）が導入されたのは1995年。今回のド軍のように1勝1敗からの●で1勝2敗となり、王手をかけられたケースは昨年まで両リーグで49度ある。 　そのうち、第4戦に○で2勝2敗のタイに戻したのが24度、●でシリーズ敗退となったのが25度。確率はほぼ半々だ。 　さらに2勝2敗とした24度のうち、第5戦○で連勝したケースは13度。 　過去49度の1勝2敗から、大谷の言うように○○で逆転してシリーズを勝ち抜く確率は27％となっている。 　ド軍は16年の地区シリーズで、ナショナルズを相手に初戦○もそこから●●。今年と同じケースだったが、第4戦から○○で逆転した。今年も8年前の再現なるか、注目だ。