女子難関4校の大学合格実績…最多は桜蔭63人
難関大学にも合格実績のある女子御三家を含む4校(桜蔭・女子学院・雙葉・豊島岡女子)について、2024年の大学入試結果をとりまとめた。「東大合格者数」がもっとも多かったのは桜蔭で63人、ついで女子学院と豊島岡女子が26人だった。 【画像】2024年私立大学の合格者比較(女子校4校)
桜蔭・女子学院・雙葉・豊島岡女子のWebサイトに掲載されている最新(2024年4月現在)の大学合格者数をもとに、2024年入試の大学合格者数を一覧表にまとめた。桜蔭については、合格者数における現役と既卒の内訳は公表していない。また、女子学院の合格者実績については、私立大は5人以上のみ、私立大医学系は2人以上のみを公表している。
国公立大医学部の合格者数について、女子学院、豊島岡女子は明らかにしていない。また、桜蔭はその他の国公立大(医)とまとめられており、詳細は不明。私立大医学部の合格者数の合計については、桜蔭(東邦、昭和、北里、日本医科、東京慈恵会、東京医科、順天堂、自治医科、国際医療福祉)と女子学院は、私立大医学系の合計を算出した。
現役・既卒をあわせた東京大学合格者数については、「桜蔭」63人がもっとも多く、「女子学院」と「豊島岡女子」の26人が続いた。「雙葉」は8人という結果だった。京都大学については「女子学院」が7人で、もっとも多かった。
東京工業大学合格者数は「女子学院」9人、「豊島岡女子」8人の順で多く、お茶の水女子大学は「桜蔭」9人、「豊島岡女子」6人、「女子学院」5人が続いた。
それぞれの学校の卒業生数は、桜蔭224人、女子学院240人(定員)、雙葉178人、豊島岡女子359人。合格者数とあわせて、卒業生数も参考にしてほしい。なお、豊島岡女子については、現役卒業生の進学状況についてもWebサイトで公表している。
リセマム 木村 薫