コミュニティバスが塀に衝突 2人が病院に搬送も命に別条なし 鹿児島市・石谷町
鹿児島テレビ
18日午前、鹿児島市の県道沿いで、市が運営するコミュニティバスが道路脇の塀に衝突し、乗客乗員2人が病院に運ばれました。 付近の防犯カメラには、走行車線を大きく外れ、減速せずに塀に突っ込むバスが映っていました。 こちらは事故の直前を捉えた防犯カメラの映像です。 すれ違う軽トラックにぶつかりそうになりながら、対向車線にはみ出すバス。 バスはそのまま対向車線の縁石を乗り越えて・・・ 減速することなく大きな音を立てて道路脇の塀に衝突しました。 坂口輝記者 「鹿児島市石谷町の現場です。バスが道路脇の塀に衝突し、前方が大きくへこんでいるのが分かります」 警察などによりますと、18日午前10時40分ごろ、鹿児島市石谷町の県道で鹿児島市のコミュニティバス「あいばす」が、道路脇の塀に衝突しました。 事故当時、バスには72歳の男性運転手と、乗客の80代の女性の2人が乗っていて、病院に運ばれましたが命に別条はないということです。 事故当時、自宅にいたという付近の住民は 近くの住民 「ドーンという音と地震のような地響き、最初は地震かと思った。慌てて外に出たら(バスが)突っ込んでいた。こんな事故は初めてなのですごくびっくり」 現場は片側1車線の緩やかな左カーブで、バスは対向車線の先にある歩道にはみ出し、事故を起こしたということです。 バスを運営する鹿児島市は「被害者への対応と再発防止について、運行している南国交通と協議したい」とコメントしています。
鹿児島テレビ